消防団員の安全と健康

   安全管理 消防団員等公務災害補償等共済基金製作のしおりを参照
安全確保の一〇則
  1. 安全管理は、危険を伴う任務遂行のための行動対策だ。
  2. 現場では、常に危険に対する警戒心を緩めるな。
  3. 独断的行動を慎み、指揮者の指示に従え。
  4. 危険情報は、迅速に現場の全団員に周知し、指揮者に報告せよ。
    緊急の場合は直ちに周囲に知らせろ。
  5. 現場では、日ごろの訓練を思い出し、深呼吸や声を出して、まず落ち着け。
  6. 常に災害用の資器材の機能・性能限界の把握と、操作の習熟が大事だ。
  7. 事故の安全は、自分自身で確保することが基本だ。
  8. 活動種別に合った装備が、安全確保の第一歩だ。
  9. 普段からの消防活動に耐えうる体力・体調の維持が安全確保の前提だ。
  10. 公務災害事例はかけがえのない教訓、行動指針として活用せよ。
訓練時ポイント
  1. 訓練は迅速性よりも確実性が重要だ。
  2. 自己の技量を認識し、技量以上の訓練は慎重に。
  3. 訓練の目的、手順を理解し、指導者の指導には必ず従え。
  4. 事前に、訓練用資器材の整備と、使い方を確認せよ。
  5. 事前に、訓練での障害物を確認または除去せよ。
  6. 体調に異常、不調を感じたら訓練参加を見合わせる。
  7. 十分な準備運動をせよ。
  8. 訓練内容に合った着装をせよ。
  9. 訓練といえども危険はつきもの、危険に対する警戒心を持て。
  10. 危険を感じたときは、直ちに訓練を中断せよ。
行動別安全管理の要点出動
  • 乗車員の位置、安全姿勢を点呼確認せよ。
  • 赤信号は必ず一時停止又は徐行し、安全を確認せよ。
  • 運転中の危険個所をイメージせよ。
    同乗者は、運転者の死角に注意して呼称せよ。
現場到着
  • サイドブレーキと車止めは確実にせよ。
  • 部署した足場など、周囲の状況をつかめ。
  • 夜間活動時は、照明をつけろ。
  • 消防車移動時には、左右、後方に注意せよ。
水利部署
  • 消火栓、防火水槽の蓋は、吸管延長後に開けよ。
  • 送水圧力は、適正か確認せよ。
  • 筒先員は、足元・頭上を指差し確認し、基本態勢を保持して送水を待て。
  • 機関員は、筒先の態勢を伝令、予備送水で確認せよ。
消火活動
  • 危険物の有無、種類を確認せよ。
  • 高所部署時には、足場強度、命綱使用、補助者位置を確認せよ。
  • 筒先は、急激な圧力による危険防除のため徐々に開けろ。
  • 開口部進入、注水時は、濃煙、熱気の吹き返しを注意せよ。
  • 足元崩落、落下物、壁倒壊の危険をチェックせよ。
  • 注水停止時は、筒先の反動に注意して徐々に閉めろ。
撤収
  • 帰宅まで緊張感を保持し、安全の基本事項を守れ。
 訓練時の健康管理
訓練開始前今の健康状況をチェック
一つでも該当するものがある時は、訓練の見合わせを!
生活状況
  • 睡眠不足か。
  • 過労か。
  • 前夜に多量の飲酒をしたか。
  • 食事直後か。
自覚症状
  • 胸痛・動悸・息苦しさがあるか。
  • 頭痛・めまい・耳鳴りがあるか。
  • 微熱・だるさ・疲労感があるか。
  • イライラして落着かない、集中出来ない感じがあるか。
準備
訓練前に体調を調えろ!
  • ストレッチなどの準備体操を十分に行う。
  • 水を十分飲む。
  • 空腹状態を解消しておく。
訓練中と訓練後
訓練中に体調異常を自覚
直ぐに訓練を中止し、医師の診断を!
  • 胸痛・動悸・息苦しさがある。
  • 頭痛・めまい・耳鳴り、脱力感、四肢のしびれ、下肢のもつれがある。
  • 微熱・過度の疲労感、吐き気がある。
  • イライラして落ち付かない、集中出来ない。
訓練後の対応
時間をかけて緊張感を癒せ!
  • 整理運動を最後まで。
  • 訓練直後には入浴をしない。
規律訓練のポイント