横手の送り盆
屋形舟繰出し
- 昼花火が揚がる頃から準備が始まる。
- 町内のいつもの場所に祭典本部が作られ、製作場所から屋形舟が運ばれ置かれる。
- 昔どうりに、早くからサイサイが横手囃子をならしながら、川原まで廻ってくる町内もある。
- サイサイが寄せ囃子をならす。
- 4時頃には各町内の印半纏姿(下は股ひき、さらしを巻いて鯉口シャツに胸当て)で集まってくる。
- 各町内の係りのものが、しきたりに基づき他町見舞に挨拶に廻る。
- 屋形舟の装いが全て整ったら、繰出し責任者・現場責任者の挨拶。
- いよいよ町内の印の付いた高張提灯を先頭に、騎馬提灯の子供たちの「ヨヨーイ、ヨヨーイ」の
掛け声とともに、まずは町内廻りから始まります。
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町内を廻ると、サイサイと子供たちの「ヨヨーイ、ヨヨーイ」の声で、見送りに出てくる。
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30年くらい前までは、道中は、行きも帰りも全てかついで歩いたものだ。
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20年くらい前までは、町内は担いで廻った。
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現在は、集結場所の蛇の崎橋まで、台車に載せて運行している。
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祭り好きは、「全て担いで」という気持ちはあるのだが、舟の重量が30年位前の倍位になり何せ体力が追いつかない。それに、絶対人数が不足過ぎる為、誰も口に出さなくなった。「時代」なのだと。
つづく
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